今話題の畑の貸し農園サービス「シェア畑」!
雑誌やTVでも取り上げられとても注目されています。しかし
なんて声もあったり。
ここでは「シェア畑」は本当に高いのか?他のレンタル農園と値段はもちろん、サービスについても合わせて比較していきたいと思います!
今流行りの貸し農園には色々なタイプがある
今流行している個人向け”貸し農園”は
- 都会や街などに住む人がレクリエーションとして
- 健康、楽しみ、生きがいのために
- 食育、こどもの体験学習として
利用できる個人で区分けされた農地を借りて使うことが出来る農園のことです。
実はこの『貸し農園』は大きく分けると
- 自治体が運営する区画のみ提供する市民農園
- 農家が区画のみ提供する市民農園
- 農家が提供する体験農園
- 企業が運営する貸し農園
このように別れます。
それぞれの特徴は
①,自治体が運営する区画のみ提供する市民農園
市などが管理する農地・農園でとにかく格安で、無料のところもある!
しかし種や苗、肥料や農具を自身で用意しなくてはいけないということと、育て方、ノウハウがないときちんと育てることが難しい。
②,農家が区画のみ提供する市民農園
農家が管理する農地・農園でこちらも安いです。
①同様に種や苗、肥料や農具を自身で用意しなくてはいけないということと、育て方、ノウハウが必要になります。
農園によっては農具などの貸出や栽培マニュアルを用意しているところもあります。
③,農家が提供する体験農園
農家が提供する体験サービスになります。
決まった品目を栽培、定期的に農地を訪れ農地のお手入れや収穫を体験するというもの。
種まき、水やり、収穫といった一連の流れを数回に渡って体験出来るサービスです。
気軽に体験農園を味わえます。
④,企業が運営する貸し農園
単体農家が提供出来るサービスには限界があります。
④ではそこに企業が入り
- より手軽に
- かつ本格的に
農業を楽しめるようにしたサービスです。
タネや資材、道具の用意から、栽培のアドバイスもしてくれるというサービスで農業初心者が本格的に始めるのにぴったり。
しかしこれまで紹介したサービスよりはお値段が高めということがあります。
シェア畑はこの④になります!
サービスが充実しているということで値段が高めということですが、実際はどのような感じなのでしょか?
シェア畑が高い?公共の貸し農園の料金相場&比較
東京23区で区民農園があるのは13区、その料金(年間)は最安で板橋区の3,000円から最高で渋谷区の22,000円まであります。
東京都23区で言えば公共の貸し農園の相場は平均額の9,000円が一つの目安になるかなと思います。
では東京都足立区の区民農園、東京都練馬区の区民農園と練馬区にあるシェア畑で料金やサービスの比較をしていきたいと思います!
面積・料金(ひと月) | サービス内容 | 注意事項 | ||
足立区、区民農園 | 約15㎡:500円 | 水道、トイレ、倉庫 (鍬・三本鍬・シャベルなどアリ) |
足立区内に居住していること 車での来園禁止 |
|
練馬区立区民農園 | 約30㎡:1,600円 | 水道・休憩施設・農具庫(農具なし) | 練馬区在住であること 車での来園禁止 |
|
シェア畑 練馬桜台 | 3㎡:7,400円 4.8㎡:9,800円 (別途入会金 11,000円) |
水道・休憩施設・用具、資材・種や苗、肥料 | 駐車場あり |
1年間にかかる料金は
足立区区民農園は6,000円、練馬区立区民農園は19,200円ととても安いですね!
それに対し
シェア畑 練馬桜台は(3㎡の場合)、入会金込みで99,800円かかる事になります。
その料金にはかなり差がありますね。
しかし!
区民農園ではその他にたくさんのものが必要になります。
- 場所によっては土作りの必要性
- 種子や苗、肥料・道具や資材が必要
- 栽培する品種によって違うノウハウ
- 駐車料金
- 全てを自分で維持・管理する手間
ん。 『区民農園』は土地貸しなので全てを自分でやらなくてはいけませ
そして野菜に合わせた栽培のノウハウが必要になります!
ですので『区民農園』は利用者は農業経験者もしくはグループでもメンバーに農業経験者がいる場合が多いです。
そして区民農園はアクセスが悪い場所が多いことも挙げられます。
しかしシェア畑公式HPには
出典:https://www.sharebatake.com/qa
このようにあるように勤務する菜園アドバイザーが農園ケアや栽培についての方法をレクチャーしてくれますし、実演付きの講習会も行われていますから初心者でも安心して野菜を育てることができます!
”道具の準備”に”様々な手間”や”得られる農業知識”までを考えればシェア畑は決して高くはありません。
栽培にかかるシェア畑の特徴!
はじめての農業体験にシェア畑がおすすめである”ポイント”を紹介します!
行きやすい!
関東を中心に関西も含め100箇所以上展開されているシェア畑。
駅から徒歩5分以内の農園も多数あります!
さすがに都会のど真ん中には無いのですが、都心部からもアクセスがいい場所にいくつもあるのでお住まいから行きやすい場所を選択しやすいのではないかと思います。
せっかくならこまめに通って手入れなどしつつ成長を見守りたいですよね!?
農具は全てレンタル可
鍬(クワ)やスコップ、ジョウロからビニールやネットなど必要な道具が全て揃っているので手ぶらで行って手軽に体験できるのも大きな特徴です!
アレコレ準備する面倒が無いととっても楽ですよ。
困ったら相談できる
シェア畑には週に4~6回、栽培経験豊富な菜園アドバイザーが勤務しています。
菜園アドバイザーは農園のお手入れをしてくれるの行けない間も安心。
困ったことやわからないことにも相談にのってもらえるので助かりますよ!
農薬を使わない有機野菜
健康志向が高まる現在、これは大きなポイントです。
実際収穫したら自分で食べる事を考えるとやはり有機栽培のほうがいいに決まっています!
一度に15品目まで同時に育てることが出来る
大きく分けて春・夏と秋・冬に分けて年2度栽培、収穫を楽しむことが可能!
一年で作付け出来る種類は60種類以上、そして最大で一度に15品目作ることが出来ます!
と貸し農園初心者が気軽に、それでいて”ちゃんと”農業を覚えていきたいポイントがしっかり押さえられています!
採れたて新鮮野菜を食べられる
スーパーなど一般のお店で買える野菜は収穫から3日以上経っている場合がほとんど。
シェア畑で自分で育てた野菜は採ったその日に一番美味しい状態で食べることが可能。
これは自分で育てているからこそ出来る特権ですよ!
シェア畑で気になるところ
週に1回くらい行ければ大丈夫です。
それも難しい場合は「お世話付きの区画」や「栽培代行サービス」を利用する方法もあります。
一度見学した際に相談してみましょう!
シェア畑では農園に勤務する菜園アドバイザーがイチから育て方を教えてくれますので安心して野菜を育てていく事ができます!
になります!
シェア畑と都区内公共の貸し農園の料金相場&サービスの比較まとめ
- 公共の貸し農園は作物の育て方を知っていて農具をお持ちの方におすすめのサービス
→農園自体のレンタル料金が安いが他に色々手間、お金がかかる - シェア畑は作物栽培の初心者にピッタリのサービス
→農園のレンタル料金は高めだが気軽に楽しめる
であることが分かりました!
料金はもちろんですが、栽培に関する知識や作物の栽培にかけられる時間や手間なども考えながら、どの方法で始めるか考えてみると良いと思います。
道具を持っている&経験と知識があるなら市民農園、はじめての農業体験ならシェア畑がおすすめです!